※韓国でも金正恩の動向は注目されニュースになっています。

2次北米サミットで予想外の一撃を受け、5日、平壌に帰還したキム・ジョンウン国務委員長の悩みは、今から本格的に始まった。乱れた北米非核化交渉戦略再確立、破損権威の回復などの内部の整備、対北制裁解除遅延による経済建設の代替設け、中国、ロシアなど友好国との関係強化などが課題であると思われる。

ヤン・ムジン北朝鮮大学院大教授は「2次首脳会談以降、北米当局者の言動などを見たとき、双方の首脳が対話を通じて問題を解決するという立場は変わらないだろう」とし「金委員長が今回の会談で、米国の要求を正確に把握しただけに、米国が要求する寧辺の核施設の廃棄その他の追加措置として何を与えることができるかどうかは、その対価として、米国から何を得ることができるか解決策を見つけようする」とした。 

●会談決裂の噂広まっ... 内部の取り締まりも必要

内部整備も急がれて見える。自由アジア放送(RFA)は平安北道の消息筋の話を引用して、「今、中国と向き合っ新義州など国境地域にはベトナムで開かれた2次北米会談が完全に失敗に終わったという知らせがいつの間にか広がっている」と報道した。金委員長はこのように会談決裂に動揺する民心を多読で内部的に交渉懐疑論を払拭させる必要がある。ここで、対北朝鮮制裁の緩和がしばらく行わにくいだけに「自力更生」を強調し、住民と軍を経済建設に総動員することで、経済発展を図るものと思われる。 

●ドルなど友好国との関係強化に外交孤立脱皮

2次会談決裂で、北米の関係が、当分の間クーラーを送信する可能性が高いだけに、伝統的な友好国との交流協力を通じて外交的孤立を避ける必要性もある。金委員長はすでに、ベトナム公式訪問を通じて、ベトナムとの関係前面復元、交流協力の拡大に合意している。昨年失敗に終わった習近平中国国家主席の訪朝や露朝首脳会談を再推進する可能性もある。 

これと関連し、ディミートページスコープクレムリン報道官は4日(現地時間)、「近いうちに外交チャンネルを通じて、正確な(露朝首脳会談)の日付と場所が調整なってほしい」と述べたとタス通信が伝えた。